東京エフニブ

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ゆっくり歩く

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α7II Canon Lens 50mm f1.8(L mount) 35mm f2.8(Lmount)

新宿駅南口から、新宿三丁目に向かって歩く。


ーーーー

毎朝、仕事場に近いコンビニで水とコーヒーヨーグルトを買う。

この日は、お弁当も購入して700円以上になったので、キャンペーンの応募券をもらった。

応募券について、また昔のことを思い出した。


ーー

かつて住んでいたマンションの隣には、コンビニがあった。

ビールを切らした時など、冷蔵庫がわりに利用していた。

あの日も、ビールを買いに行こうと思った。

玄関で靴を履いていたら、息子も自力で靴を履いて一緒についてきた。

息子のお目当ては、あの頃流行っていたグリコのおまけが欲しかったからなのかもしれない。

其の日からは、いつも一緒についてくるようになった。

自分は、息子にすこし遠いところにあるコンビニのほうがもっと種類があるよ、と言ってできるだけ長い時間、
息子との散歩を楽しんだ。

遠くのコンビニには、いつも話しかけてくれる優しい女性の店員さんが居た。

「一緒に買いものに来てくれる時期は、あっという間に終わっちゃうから、いまのうちに楽しんでね」

息子には、「いまのうちにパパにいっぱい甘えておくんだよ!」 と言ってくれた。

買い物が多かったので、この日は応募券を2枚もらった。


息子との買い物散歩は、さらに行動範囲が拡がっていった。

隣駅に近いコンビニにも一緒に歩いて行くようになった。


夏の頃だったと思う。

久しぶりにあの女性の店員さんがいるコンビニに行った。

お店は改装中で一時閉店していた。

がっかりして息子と貼り紙を見ると、新装開店の日時が書いてあった。

その開店の一週間後に、息子とそのコンビニに期待しながら行ってみた。

お店のスタッフは若い人たちに代わっていた。

あの優しい店員さんは、店内を探したけれど居なかった。


それから少しして、応募券が当選して景品のラジカセが家に届いた。

そしてその年の冬には、自分たち家族はそのマンションから引っ越した。


気がついたら、息子とのコンビニ散歩はいつの間にか行かなくなっていた。

今度、一緒にビールでも飲みながらあの頃の話をしてみようかな。
















 


















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by f2view | 2018-05-27 20:17 | 東京

ゆっくり歩く

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EOS 5D MarkIII EF35mm f2 IS USM


自分が撮影を行う場所は、いつも比較的に人が少ない。

あるいは、人が散在する場所では、結果として人の存在感が少ない写真を撮っている、ということに気がついた。

自分が好む場所、そして好む光において、フィルムでパンフォーカスで撮る、という表現について考えるようになった。

そのために、三脚を使って東京を撮るということをやり始めた。

そんなときに、富士フィルムからモノクロームのネオパンACROS100が生産中止になる、というニュースが流れてきた。

実は、メインとするフィルムは、このACROS100にしようと考えていたのだ。


ーーー

自分が通っていた中学には写真部は存在しなかった。

高校に入学したら、そこには写真部があった。

入部した。

その最初の週の部活は、放課後に各自がカメラを持参し、モノクロームのフィルムで学校の近くの風景を撮影する、
ということだった。

自分は、父にもらったニッコール50mm f2付きのニコマートFTに ネオパンSS で、学校近くの川とか橋を撮影した。

他の部員のカメラは、ペンタックスSV、オリンパスOM-1、ペンタックスSPF、ミノルタXEであった。
先輩は、キヤノンEF、ニコマートFT2、黒のニコマートFTn、ミノルタSRTスーパーだった。

次の週の前半は、フィルム現像について、先輩から指導を受けた。

キングのベルト式現像タンクと練習用のフィルムを用いて、リールへの巻き方を教わった。
次に、ダークバックを使用して、フィルムを手探りでリールへ巻く練習を行った。

その週の土曜日の放課後は、実際に現像タンクを用いて現像を行うことになった。

この時、現像液を注入し、撹拌という作業を初めて行った。

所定時間後、タンクから現像液を排出して、停止液は使用せずに、水を注入して中間水洗し、定着液を注入した。

定着が完了した時間になって、タンクを開けてフィルムを取り出して、すぐに暗室のうす暗い光にかざして見ると、
現像は無事に完了していた。

その後、自分の常用フィルムはASA200のネオパンSSSになった。
これを400増感で使用し、Y2フィルターを常用することが基本になっていた。


ーーー

いつも行くカメラ量販店で、ACROS100は一時的に在庫が無かったが、現在は店頭に並んでいた。

今年の10月で出荷が完了するので、それまでは購入は可能である。

特に買い占めはしないで、自分の撮影のペースで必要な量のACROS100を購入して使ってゆくことにした。

そして次回、買いに行った時に手に入らなければ、他のフィルムを購入するだけのことである。

別れのために、特別なことをやらないのが自分流だからである。

ネオパンという名前のフィルムが完全に消滅することは寂しいけれど、それを使った作品と楽しんだ記憶
があればそれでいいと思う。


また、風景が変わったような気がした。










 

















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by f2view | 2018-05-06 17:49 | 東京

ゆっくり歩く

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α7II FL50mm f1.4

先月、蒼穹舎にて、峰崎野人さんの写真展「初風」II を見た。

ご自宅から自転車で1時間以内の場所を、モノクロームで撮影した作品である。

前回は、6X6フォーマットによる撮影であったが、今回は35mm判であった。
前回感じた光の印象が、今回も同じトーンで続いていた。

ゆっくりと見てゆく。

地面に当たっている光、道、電信柱、畑、川、空の奥行感、、、、

見ていると、自分もそこで撮影を始めている様な既視感がやって来た。
とても良かった。

峰崎さんと会話した中で、街並みが開発されて変化すること、があった。

街の変化を写真として記録することではなく、変化は認識しても、そこで何故撮るのかの理由が
あるから撮り続けるのではないか、というような会話をした。

とても有意義であった。


さて、明日は雨が止んだら撮影に出かけよう!








 








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by f2view | 2018-05-02 22:30 | 東京