東京エフニブ

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歩く

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EOS M2 EF-M 11-22mm STM

2015年は、あと数時間ですね。

今年は、お世話になりました。

来年も東京を撮ろうと思います。

どうぞよろしくお願いいたします。


ーー

いつも撮影をさせて頂いている、団地がある。

建築として、あるいは光の反射面として、そして中庭という空間の存在。

自分が写真を考える場所として、光や季節が変わるといつもここで撮影をしていた。

ここで撮影したデータを用いて、raw現像やモノクロームのトーンの構築とか多くの検証も行った。


先日、散歩の途中でこの団地に行ってみたら、既にふたつの棟が無人になっていて階段の入り口には
板が貼られていた。

年明けには取り壊しが始まるのかもしれない。


その前に自分はこの団地を、もう一度撮影しておきたくなった。

この場所を記録として撮るのであれば、今の季節の光の当たりかたとか、団地と広場とのバランスなど、
撮りなれているからそれなりの絵はできると思う。

しかし今回は、いつも東京を撮影しているときと同じ「風景」としての視線で取り組もうと考えている。


撮影をするために歩く。

シャッターを押すときは、歩くことをやめる。これの繰り返し。

誰も居ない。自分がひとりで歩いている、という感覚。


撮影に集中してくると、自分が静止していて、歩く速度と同じ速度で風景が自分に向かって移動してくる、
と感じることがある。

そして、どこまでも歩いてゆけると思い始める。

この感覚の中で、この団地に対峙したいと思う。






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by f2view | 2015-12-31 21:10 | 東京 | Comments(0)

歩く

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EOS M2 EF-M 22mm f2 STM


昨日は月島で地下鉄を降りて、隅田川を撮影してきた。

自分の好きな午後の光が出たのは、ほんの数分だけだった。

良い手応えだった。


ーー

先日は、仕事関係のとある研修に参加した。

入口で名前を言ったら、すでに決められた席に座ることになっていた。

席に座ると、隣の人に「おーっ 」と言われたので振り向いてみると、それは T だった。


T に初めて会ったのは、高校1年の秋だった。

父親の転勤でオーストラリアの高校に通っていたが、日本に帰任することになったので、帰国子として、
編入試験を受けて入学してきたそうである。

T がクラスメイトになって、最初の英語の授業になった。

この授業は、毎回ランダムに生徒が指名される。
指名された生徒は席に起立して、リーダーの教科書の1/2ページ程を音読して、そのあと和訳をするのである。

自分は、この授業のために毎回予習をして、和文のようなものをノートに書きなぐって準備していたが、
いつも緊張する授業だった。


そして、T が指名された。

T は音読を開始した。最初の一行は普通に読んでいたが、2行目からは素晴らしいスピードと発音になった。

みんな吃驚して聴いていた。

英語圏で生活をしたきた人はそうなのか、と思った。

T は難なく和訳も終えて着席すると、先生が言った。「次回は、もう少しゆっくりと読みなさい 」

みんな「えっ!」って思った。


以降の授業では、T の素晴らしい発音を聴くことは無かった。わざとゆっくりと読むようにしていたからである。


その後、T は文系のクラスへと進んだ。
自分は理系クラスを選んだので、T とクラスメイトであったのは、わずか5か月間であった。


今度、T を飲みに誘ってみるかな。














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by f2view | 2015-12-27 20:00 | 東京 | Comments(0)

夏の日

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EOS 5D MarkⅢ EF17-40mm f4 L

本牧。

 雲、直射日光、、、。

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EOS 5D MarkⅢ EF17-40mm f4 L

本牧。

 工場。

本牧は、自分の好きなレンズの画角と空間の大きさの感覚が気持ちよかった。

いつもでも歩き続けたくなる場所だった。


ーー

居間で使用していた蛍光灯の照明の外装部分がだいぶくたびれてきていたので、昨日は
散歩のついでにヨドバシに買いに行ってきた。

今日は、この注文していたLEDシーリングライトを搭載した照明が届いたので、自分で取り付け
を行った。

壁のスイッチをONにした。

とても明るい。
部屋がここまで明るいという感覚は、初めての体験なのかもしれない。

さっそく自分の部屋の分も、追加で注文した。


吉祥寺は、いつもどおりの人の流れだった。この流れを眺めながら、人が途切れた瞬間でシャッター
を押す、という感覚で歩いた。

中道通りでは、珈琲散歩でコーヒー豆を買った。

次回は、もう少し中道通りを歩こうと思った。

http://f2view.exblog.jp/21280155/


ーーー

高校1年の夏休みの課題図書は、「インドで暮らす」石田 保昭著(岩波新書)を選択した。
なぜこの本を選んだのかは覚えていないけれど、この時期までに読んだ本は、せいぜい「トムソーヤ
の冒険」くらいしかなかったので、先生が示した課題図書の中でもっとも読みやすそうな本を消去法
で選択したのだろうと思う。

夏休みが始まると同時に、写真部の合宿が始まった。

場所は、長野県の小諸市にある民宿だった。

着いて一休みするまでもなく、そのまま歩いて懐古園を撮影に行くことになった。

民宿の玄関を出ると、みんなすぐにシャッターを押し始めた。

このすぐに撮影を始めるという感覚は新鮮だった。

雑草、空地、道、家、畑、、、を撮っていた。

そして懐古園に着いた。
自分は、懐古園よりもそこまでの道の風景の方が良かったと思った。

これが自分の風景に対する出会いだったのかもしれない。

夜は、事前にプリントして持参してきた作品の品評会だった。
何を話したかは覚えてないけれど、最後の方はカメラの話になったような記憶がある。

顧問の先生は、ニコンF2フォトミックにニッコール28mm f2.0 を使っていた。
先生の話は、これまでいろいろな趣味をやってきたけど、写真だけはずっと続いている、という意味
のことを話してくれた。

三泊四日の合宿は、あっという間だった。
最後は上野駅の公園口で、みんなで解散!って叫んで終了になった。


そして気が付くと、夏休み終了まであと二週間だった。
宿題に取り組んでいいるうちに、昼夜逆転の生活パターンになっていた。

この逆転した生活で課題図書は、なぜか明け方の四時から読むことにしていた。

夏なので、この時間ではすでに明るくなってくる。

そして朝焼けというものを、初めて見たのもこの夏休みだった。

課題図書は、無事に読了し感想文を書いた。


今でも朝焼けを見ると、あの夏の読書のことを思い出す。







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by f2view | 2015-12-13 20:00 | 横浜 | Comments(0)

夏の日

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EOS 5D MarkⅢ EF17-40mm f4 L

本牧。

 浜キリン、雲、、、。

もう12月。

そろそろ年賀状の準備ですね。



ーー

昨日は、JR吉原駅から歩き始めて田子の浦を撮影してきた。

快晴だったから、富士山が良く見えていた。

前回、吉原駅に来た時は、たぶん15年くらい前だったと思う。
その時に、木造の屋根がある公共の駐車場が印象に残っていたが、今回も現存していた。


ゆっくりと歩き始める。

煙突があった。

この煙突を追いかけて、川沿いに歩く。

良い手応えだった。

その時、背後から何かを感じたので振り向いてみたら、それは富士山だった。

、、道、煙突、川、工場、倉庫、富士山、、、。

ここは好きな場所だと思った。


海に向かって歩くと、自分が富士山に追いかけられている感覚になってくる。

他に誰もいないと思い始めた。

その時、ランニングをしている人が自分を追い越していった。


昼食は、田子の浦漁協の食堂で、釜揚げしらす丼を頂いた。
とても旨かった。

その後は、良い順光が来て富士山と海沿いの工場群が良く見えてきた。

撮る。そして撮る、、、。

田子の浦港の先端には小高い丘があって、そこに港公園がある。

展望台で海を見る。そして水平線を見渡す。


帰りのバスに乗るための停留所は、港公園から坂を下った場所にあった。

次のバスが来るまで、30分あることがわかった。

ここでゆっくりとバスを待つ。


バス停の前にある民家から、年老いた犬が出てきた。
その後ろから、ご年配の飼い主の女性が出てきた。

老犬は、すこしよろよろと歩きながらこの家の前を行ったり来たりしている。
歩く範囲は正確だった。

どれくらいの往復回数だったかはわからないけれど、老犬は自分で家に中に入っていた。
飼い主の女性も家に戻った。

再び富士山の方を見た。さらに良い光が来ていた。
時計を見てバスの到着時刻を確認してから、先ほどの撮影ポイントまで一気に走る。


呼吸を整えてから、撮影を再開した。

良い手応えだった。


バスは、5分遅れてやって来た。

乗客は自分だけだったが、新富士駅までの間で3人になった。

こだまの指定席は満席だったので、グリーン車をとった。

東京まで車窓の風景を見ていようと思ったが、不覚にも寝てしまった。

すこし残念だと思ったが、気分は晴れやかであった。


さて、今年の写真の整理でもしようかな。




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by f2view | 2015-12-06 20:15 | 横浜 | Comments(0)