東雲
RICOH GRD4
反射、壁、、、。
# 今日は、遅く起きて音楽を聴きながら、次は何を撮ろうかと考えていたら、すぐに日が暮れて
しまいました。
昨日は、大学時代の先輩と久しぶりに飲んだ。
同じ研究室、同じ研究テーマをやっていたので、あの頃、の話になった。
自分が今でも覚えていることは、先輩が修士を終えて社会人になるために研究室を去る時、
先輩は、やっぱりオシロスコープだよ、という意味のことを言ったことを思い出した。
その時は、なんて当たり前すぎることを言うのかな、という程度の認識しかなかった。
しかしその後、自分も社会人になってからは、この発言の意味が分かるようになった。
あの当時でも、有限要素法や実験的な解析がよくやられていたが、結果を導き出すまで
の過程がある程度高度であったとしても、その結果をどう判断し、どう取り扱うかにつ
いて、結論を導き出すことは、説明的に解釈すれば比較的やりやすいことだったのかも
しれない。
つまり、機械の動的な現象としては、フーリエ変換した結果とか積分値で判断する前に、
まずはその現象を時間軸でちゃんと見ることが重要である、ということを言っていたのだ
と思う。
先輩にこのことを問うたら、そんなこと言ったっけ、という返事だった。
この意味において写真について考えてみると、
写真を撮るために、カメラを構える。
ファインダーには、道路やビル、そして人や自動車が動いている。
そしてシャッターを切れば、日中であれば、この動きが止まった写真が撮影できる。
でも、これは1/250秒で止めた、と思うのではなくて、1/250秒という短い時間の中で起きた現象
を写した、と考えるべきなのかもしれない。
さて、明日は撮影に出よう。
by f2view
| 2014-12-27 23:58
| 東京
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